- 他院でインプラントを断られた方へ
- 当院のインプラント治療が選ばれる理由
- 失った歯をそのまま放置するのは危険!
- よく噛める美しいインプラント治療とは?
- インプラント治療をおすすめする方
- その他の治療方法
- インプラント治療に必要な標準的な費用
- 主なリスク・副作用
他院でインプラントを断られた方へ
インプラントは、歯の機能を回復させる方法として優れた治療です。しかし、歯周病などによって歯を失った場合、歯槽骨という歯を支える骨が吸収されます。「骨不足」の状態だと、インプラントを安定させることが難しいため、歯科医院によっては、インプラントができないと患者様に伝えることがあります。当院は、骨造成手術に対応できます。そのため、骨が不足している症例の場合でも、骨造成手術後に、インプラント治療が可能になる可能性があります。ICOI国際口腔インプラント学会 fellowship 認定医が、安全で正確なインプラント治療を行っていますので、一度ご相談ください。
骨造成手術の種類
ソケットリフト
ソケットリフト(上顎洞挙上術)は、骨の厚みが8mm以上ある場合に骨補填材を入れて骨再生を行う治療法です。増やす骨の量が比較的少ない場合に適用されるため、インプラントの埋入と骨造成を一度に行うことができます。また、インプラントを埋入するための穴から骨補填材を入れるため、傷口が小さく済むことで、負担も軽減されます。
サイナスリフト
サイナスリフトは、骨の厚みが8mm未満の場合に小鼻の脇にある上顎洞の底部に骨補填材を埋入して骨再生を行う治療法です。歯が抜けたまま放置している期間が長くなるほど、骨がなくなっていきます。骨が足りないまま、インプラントを埋入しても、安定せず抜け落ちてしまいますので、サイナスリフト適用後、インプラント治療を行います。
GBR(Guided bone regeneration)
GBRは、歯が欠損した部位にインプラントを埋め込み、それを支柱にして自家骨や人工骨などの骨補填剤を入れ、メンブレンと呼ばれる人工膜で覆うことで顎骨を再生する方法です。自家骨での骨造成を希望される場合は、まず下顎の先端の歯か下顎の奥歯の外側から骨組織を抽出します。(自家骨だけで足りない場合は、人工骨を併用します。)骨形成を阻害する繊維芽細胞が入り込まないように歯肉を縫い合わせることで、歯槽骨の再生が始まります。
未承認医薬品、医療機器等の使用
当院は、骨造成・再生治療において国内で承認されていない未承認医薬品、医療機器等を使用しておりません。
骨造成治療のリスク・副作用
- 骨造成治療は外科手術になります。
- 手術後に腫れ・痛みを伴うことがあります。個人差がありますが、痛み止めや抗生剤をお出ししております。一時的なもので、多くの場合は2~3日でなくなります。
- 骨造成治療後、骨がしっかり作られるまで約3~6ヶ月間の治癒期間が必要です。
- 歯周病のある方、心疾患、骨粗鬆症等、内科的な疾患のある方は、骨造成治療が適さないケースもあります。また普段服薬しているお薬等も治療に影響する事があります。
- 免疫力や抵抗力が低下している方、歯周病の発生リスクが高いとされる糖尿病の方、口腔内の衛生状態の悪い方や、顎の骨が足りない方、喫煙者の方は、骨造成治療がすぐにできない場合もあります。
- サイナスリフト・ソケットリフトを行う場合は、上顎洞膜を破る可能性があります。手術後に抗生剤を服用する事で感染予防をし、膜が自然に塞がるまで治癒を待ちます。
- お身体の状態や細菌感染により、骨補填材と骨が結合しない場合があります。この場合、原因を取り除いてご希望により再治療を行います。
- 骨の成長途中になるお子様(およそ18歳未満の方)、妊婦の方は骨造成治療が受けられません。
当院のインプラント治療が選ばれる理由
インプラントの知識や経験が豊富な歯科医師によるカウンセリング
正確な診査・診断を可能にする「歯科用CT」
インプラント治療の安全性を高める「サージカルガイド」
精密なインプラント治療を可能にする「マイクロスコープ」
失った歯をそのまま放置するのは危険!
失った歯をそのまま放置するリスク
- 歯がないスペースに隣の歯が傾いてくる
- 噛み合っていた歯が伸びてくる
- 歯磨きしづらくなることでむし歯や歯周病のリスクが高まる
- 噛み合わせの変化によって身体がゆがむ
よく噛める美しいインプラント治療とは?
インプラント治療とは、歯ぐきを切開して顎の骨に穴を開け、人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上にアバットメントを介して人工歯を取り付ける治療法です。骨との親和性に優れたチタン製のため、時間経過によって骨と結合し、しっかりとした土台になります。噛む力や耐久性、審美性に優れているため、「第二の永久歯」とも呼ばれています。入れ歯やブリッジでは満足できない、天然歯と同じように噛みたい方はインプラント治療をご検討ください。
インプラントをおすすめする方
周りの健康な歯に負担をかけたくない方
ブリッジは両サイドの歯を削って土台にするため、健康な歯の寿命を縮めてしまいます。インプラント治療は周りの歯に負担をかけることなく1本から適用できます。
入れ歯を使用できない事情がある
上顎の粘膜に入れ歯が触れると嘔吐反射が起こることがあります。嘔吐反射が強いことを理由に入れ歯を使用できない場合は、インプラント治療をご検討ください。粘膜や歯に触れることなく適用できるため、嘔吐反射はもちろん噛むときの違和感もありません。
しっかりと噛みたい人
保険入れ歯は天然歯の3割程度の力でしか噛むことができません。一方、インプラント治療は顎の骨に土台が結合しているため、天然歯に近い力で噛むことができます。食べ物の制限なく食事を楽しみたい方におすすめです。
入れ歯による口臭が気になる方
入れ歯は、1日中装着することで細菌が増殖し、お手入れを怠った場合は口臭の原因になります。インプラントは自分の歯と同じように歯磨きできるため、口臭の原因になるリスクが少ないです。
入れ歯の見た目が気になる方
部分入れ歯には金属のバネがついており、見た目も人工的な印象を与えます。一方、インプラント治療では天然歯に近い見た目のセラミックを使用するうえに、金属のバネのような目立つものはついていません。 入れ歯の見た目が気になる方、治療跡を目立たないようにしたい方におすすめです。
その他の治療方法
入れ歯
ブリッジ
インプラント治療に必要な標準的な費用
埋入 |
165,000円
|
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上部 |
242,000円
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骨造成
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82,500円
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サイナスリフト・ソケットリフト
|
275,000円
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主なリスク・副作用
- 知覚異常や鈍麻など下歯槽神経の損傷を起こす場合があります。インプラント手術時に下顎の神経に触れてしまったり圧迫したりすることで起こります。インプラントによる神経の圧迫、損傷、切断がある場合はインプラントを撤去します。経過を見る場合や、内服薬で治療を行うこともあります。
- 上顎にインプラントを埋入する際に、上顎洞を破る場合があります。手術した時に感染が生じると蓄膿症になる可能性があります。この場合は、インプラントを除去する場合もあります。また、蓄膿症の治療には耳鼻咽喉科にて治療が必要な場合もあります。
- 糖尿病の方やむし歯・歯周病がある方、顎骨が足りない方、喫煙者の方は、事前に生活習慣の改善や治療が必要となる場合があります。
- インプラント術後に違和感を覚えたり、痛み・腫れ・出血などが発生する場合があります。これらの症状の多くは一時的なもので、ほとんどの方は2~3日で治まります。
- インプラント治療終了後も定期検診・メインテナンスの継続が必要です。 人工物であるインプラントはむし歯になりません。しかし、口腔内の衛生状態が悪くなると、インプラント周囲炎という病気にかかるリスクがあります。インプラントを長持ちさせるために、定期検診が必要です。
- 小さなお子様、妊婦の方はインプラントを受けられません。
- 心臓の疾患や骨粗鬆症など、内科的にインプラント治療をおすすめできない場合があります。また、普段服薬している血圧のお薬等も治療に影響する場合があります。治療相談時に申告いただければ幸いです。
- 外科的処置になりますが、麻酔を効かせるため、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。